記憶をかきたてる車
原付を走らせていたら、懐かしい車に目がとまって、つい口元がゆるんでしまった。
三菱・パジェロジュニアの白。その昔、仕事で時々乗っていた車だ。東京の中野区・世田谷区あたりの、渋滞だらけの幹線道路を。ミスチルのCDをエンドレスで聴きながら。
懐かしの車はもう一つある。なぜか近所に、乗っている形跡もないまま放置されていて、いつもきになる。
スズキ・マイティボーイ。アルトの後半分が荷台になってるやつだ。とはいっても、冷蔵庫一台のっけたらいっぱいになっちゃうような、かわいい荷台だ。これも、友人から譲り受けて一時期乗っていた。80キロ出すと悲鳴をあげたっけな。
車ってしょっちゅうモデルチェンジするから、懐かしい形のが走ってると「おお」と感動する。
そのころの同僚は、たまーに手紙をくれるけど、あまり近況には触れない。元気にしてるかな。(はは)