悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

悲しかったこと

ある場所にて。オトナの用事に、一緒に連れてこられている子がいた。来年幼稚園にあがる子だ。

待っている時間のために、DSを持っていた。ちょっといじっていたが、すぐにやめてしまった。おもちゃになるものがないか、ひとわたりそのへんを物色した。そのうちごろんと横になって表情をなくしていた。

静かに待つことが、できる子だった。抑えられる、というか。

気になって、うちで作ったクッキーをあげてみたけど、ひとつかじったきり、口に合わなかったみたいだった(ちょっと悲しい)。でも自分で持ってきた甘そうなやつはぼりぼり食べてた。

やっとオヤの用事が終わると、ほっとした顔で帰っていった。

DSかあ・・・と悲しくなった。その子がつまらなそうにする顔と、ピロピロ音が悲しかった。(はは)