ジャガイモ堀り

先日近所のジャガイモの収穫に、参加させていただいた。

例によって下の娘は戦力にならず、隣の田んぼに出張して花束作りに精を出していた。ウネ3列に並んだジャガイモを見ただけで、怖気づいたらしい。

上の娘は、その場で友達になった同い年の男の子とふたり、ネコ車でジャガイモのつるや、ソラマメの殻を運ぶ作業を　キャーキャー楽しんでいた。ほっぺたが真っ赤だ。でこぼこの地面をもろともせず、自在にネコ車を操る姿がたのもしい。さすが足腰じまんの娘である。

私はと言えば、ジャガイモをコンテナに詰めつつ、土の中に取り残されたのがないかどうか、せっせと軍手でウネを掘り返していた。その姿があまりにも熱心に映ったらしく、

「大地を整体してるみたい」と農家さんに言われた。いいな～それ。誉め言葉にとっときます。

男爵芋は根を下に張る。メークインは横に張るから、三本ぐわを入れるときにはご用心。

それから土を落とすために、ちょっと日に当てるのだが、あんまり当てすぎると、今度は青くなってしまう。これまた保存する場所とともに、ご用心。

そんな土に生きる知恵を、ちょこっとずつ教えていただくのがうれしい。

コンテナにどっさり収穫され、トラックに詰まれたジャガイモが、豊かな気分にしてくれた。

上の娘は、初めてトラックの荷台に乗せてもらってご満悦だった。ほんの1キロぐらいだけど、そうそう、荷台から見る風景っていいんだよね～。

とりたてジャガイモのフライは美味でした！（はは）