悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

ちょうちょ、ちょうちょ

ちょうちょの季節である。庭の水やりをしていたら、キュウリの花のまわりを、モンシロチョウが行ったりきたりしていた。のどかだ。

下の娘が帰宅後、玄関先でちょうちょを見つけた。ぴかっと笑顔になって、「おかあさん見はってて!」と言い捨てて消えた。虫取り網を取りに行くんだろうと待ったが、思いのほか遅い。やっと戻ってきたと思ったら、やはり網と、虫かごにありったけの雑草の花を詰め込んできた。「ちょうちょさん喜ぶと思って!」

のどかだ。

しかし娘の腕では、おいそれとちょうちょはつかまってくれない。道路の脇で網を振り回していたら、通りがかりの小学生が、こう教えてくれた。

「キャベツを三個ぐらい置いといたら、キャベツ畑と間違えてモンシロチョウが来るよ。卵産みにくるんだよ」ふう~ん。本当かしら。

モンシロチョウはだめだったけれど、南天の白い花に、水玉模様のちょうちょがたくさん集まっていた。採り放題で6匹ほどつかまえて、娘は大事に虫かごに移していた。けっしてちょうちょを痛めずに。大きくなったものです。(はは)