悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

箱めがねの楽しみ

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この夏、川遊びの楽しみが一つ広がった。箱めがねを使い出したことだ。

近所の川へ、いつものように たもと虫かごをもって遊びに行ったら、何やらあやしいものを顔につけて、水面を覗き込んでいる親子がいた。手には30センチほどの棒を持っている。何だろう!興味津々。

近くには、バーベキューセットやパラソルを持ち込んで、もうもうと煙(と、良いにおい)をあげている家族連れもいた。ワタシたちよりもジミ~な川遊びをしている親子に出会うことはまれである。嬉しい。ここは訊いてみるしかない。「こんにちは!何やっているんですか~?」

愛想の良いお父さんは、箱めがねで水中観察をしていること、小魚の口元にえさをチラチラさせると、面白いように釣れることを教えてくれた。貸してもらって覗き込んだ水中の、おもしろいこと!ザクザクとたもで探るのとはまた別の、楽しみがあった。

そして、ウチの娘よりちょっと年かさのお姉さんが、自慢げに魚を釣り上げたのも、頼もしくうらやましかった。

早速翌日、箱めがねと釣り針つき糸を購入~。

箱めがねで覗き込むと、実際に川底で魚たちがどう生きているかが、よく分かる。流れのけっこう速いところで、岩にしっかりとへばりついているヨシノボリを観察したときには、うちの水槽なんかじゃ育たないわけだな、申し訳ないことしたなあ~と納得した。

箱めがねとミニ釣りは楽しい。でも問題が二つある。

ひとつは、エサであるミミズ探し。狭い庭のミミズがいそうな場所は、あらかたひっくり返してしまった。雑魚釣りごときで、釣りやさんでエサを買うのは気がひける。ミミズの飼育に乗り出そうか・・・

もうひとつは、釣った魚から針を外すのがへたくそなこと。ばっくり飲み込んじゃってたり、あごから血がにじんでいたりするともう、お手上げ~{%万歳webry%}情けないははである。これをマスターするのは、この夏の目標にしようっと。(はは)