悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

たんぼにアオサギ

がらっと出窓を開けて庭に出たら、隣のたんぼにいたアオサギが、ちょっとあわてた様子で「ばしゃ、ばしゃ」と逃げた。あれ?飛び立たないのか。と、ふと思った。この鳥はわりに神経質なようで、ちょっと近づこうとするとすぐにばさっ、ばさっと翼を広げて飛び立つイメージがあったから。

アオサギにもテリトリーがあるのだろうか。同じアオサギなんだろうか。このごろとなりのたんぼに、アオサギ君が常駐している。頭を低くして何かを狙い、すばやく捕らえている。ピチピチと動いているところをみると、おそらくはカエル。もしくはおたまじゃくし。

どうせだったらジャンボタニシを食べてくれればいいのに、と娘と話す。地元の人が「ツボ」と呼ぶ、この繁殖力旺盛(しかも卵がショッキング・ピンクだ)なタニシは、外来種で稲をいためるらしいのだ。

でもやっぱり、カラがのどにひっかかるのかもしれないな。

アオサギ君は、やっぱり以前よりも警戒心をなくしているように思う。娘たちがあぜ道を走っても、やはり飛び立たずに稲の間を「ばしゃ、ばしゃ」と走るのみ。

「あの小さいやつらは、危害は加えないからだいじょうぶだろ」って、認めてもらえたんだろうかな~。(はは)