豚トントンの一生
豚トントンの一生。サブタイトルは「生まれて、育って、そして食べられるまで」。
またまた紹介上手な友人が、教えてくれました。
豚肉ってどこから、どうやってやってくるの?
「いのちの食べかた」を観て以来、そういうことを解りやすく語る本があったらいいな~と思っていました。
友人も同じく。自分の子供がもう少し大きくなったら読んで欲しいな。と、購入したとの事でした。
豚くんが一人称で、自分の生い立ちを語るお話です。易しい文章で読みすすむうちに、養豚の現状、現場も理解できるようになっています。
もちろん擬人化しているし、そんな風に自分の死を意識しながら豚くんたちが生きているとは、思えないのだけれど。やっぱり、覚悟を決めて豚舎を離れる場面では、涙してしまいました。
新しい仕事場で、エアコンの設置作業を待ちながら読んでいたので、大泣きしていたら「あっ、おわりました~」と話しかけられて、すごく恥ずかしかった・・・。
小学校中学年ぐらいから読めるでしょうか。お勧めします。(はは)