悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

今年もきんもくせいが

仕事場との往復は原付バイク。数日前の夕方、橋の上でふと花の香りが漂ったような気がした。?そういえばひがんばなも終わりに近い。いや、でもまだ見かけてないし。

そう思ったのだが翌日の朝には、雨戸を開けるなり「きんもくせいのセカイ」だった。

毎年の事ながら、この数日間の戸外は きんもくせいの香りに満ちている。まさに「きんもくせいのセカイ」。

もしもこの香りをきらう人がいたら、気の毒なほどだ。

そして先日

仕事場の窓から見下ろせる、隣家との境の垣根が、一列まるごと きんもくせいだったことに気づいた。

朝空気を入れ替えると、室内もきんもくせいのセカイになる。仕事仲間も私も、大ののきんもくせい好きなのでモウマンタイである。うれしい。

風が吹くと、きんもくせいが香る。

保育園児のおさんぽの歓声が、通り過ぎていく。

花瓶のコスモスが花弁を落とす。

自宅で仕事をしていたときほどの季節感は、この街にはないけど、仕事をしながらふと感じる戸外の気配は、緊張をふっとやわらげてくれる。(はは)