友人に勧められて｢西の魔女が死んだ｣を読んで以来、梨木香歩さんは気になる作家さんになった。この小説も、書評を読んでからずっと読みたかった。ぬか床から人間が生まれる…という設定が気になり購入。
ちょっとヘビーだけどひきこまれた。SF調の前半から、壮大なスケールにつながっていく後半が圧巻。
ちなみにうちのぬか床からは、なにも生まれてきません。でもそれが生き物だって言う感覚は私もあった。ので、ちょっと気になってよけいにかきまわしている。
それにしてもこの頃、重厚な小説づいているなあ。（はは）
沼地のある森をぬけて
