悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

引越しの朝に

夜が明けてきた。あいにくの雨だが、トラックや仕事の都合もあるので引越しは敢行{%力仕事webry%}しますぞ。

あらかた片付いた家の中をながめ、家人の起きて来る前にコーヒーを淹れたところ。この家には7年暮らした。狭いアパートの二階ベランダから、檻のように手すりにつかまって下を見下ろしている娘を見るのがいやで、思い切って暮らし始めた家だった。朝のテレビをつけることが格段に少なくなり、庭や用水や河原で過ごす時間がうれしかった。下の娘が生まれ、子どものつながりがひろがり、「家は狭いが外が広いおうち」に皆が集ってくれた。

昨日おとといであいさつまわりをした。今までの家の近所では惜しまれ、これからの家の近所では歓迎のお言葉をいただいた。娘たちも引きまわされつつ、感じるものがあっただろう。

今回の引越しは家族としても、私個人としても、大きな決断だった。

2010年度のはじまりであり、人生後半戦の第何章目かのスタートにあたっての決意

ものごとのよい面をみて、心に鬼を住まわせずに生きていくこと

自分にとってのなすべきこと2つを大筋の芯として、些末にとらわれず生きていくこと

ありがとうで生きていくこと

さて手伝いに来てくれる母も起きたころだろう。

みんな遊びに来てね。