川の始まりを見に行く
引越しの翌日のことですが。まだ段ボールの片付かない最中、夫の発案で藁科川のはじまりを見に行きました。流域に暮らして十年近くになり、散々川の恩恵にあずかってきましたが、初めての経験でした。
くねくねと狭い山道を登っていき、次第に谷は険しくなっていきました。
「福養の滝」雨の翌日だからか水量はかなりの迫力。案内板には幅4メートル、高さ100メートルとありました。数々の伝説といわれがあるようです。
峠から流れ落ち、多くの沢と合流して、川幅を広げていく。その始まりを、新生活のはじまりに合わせてみることができたのは、とても良かったと思っています。