庭のひまわり
東の花壇でひまわりが満開です。それから、八重咲きのヒャクニチソウも丈夫に咲き誇っています。
背の高くなる種類のマリーゴールドも、もうすぐ咲きそうです。まさに夏まっさかり。
そんな中で
私が注目しているのがこちらのひまわり。
他の花たちの陰になってしまったのか、草にまぎれて引き抜きかけたのか、気づいたときにはひょろひょろと頼りなく背を伸ばし、でもうなだれて枯れる寸前でした。
しかし気づけばこの姿・・・下葉を枯らし、余分なものは一切切り捨てて、ただ花を咲かせ実をつけようと、その一心のようではありませんか。
ひまわりはゆっくりじっくりと力を蓄え、つぼみをつけて「日まわり」の予行練習をした後で、
機が熟すのを待って、にぎった指を開いていくように少しずつ、花を咲かせていくものだと
今年知りました。
この一株が、自分のペースで一花咲かせるまで、私もゆっくり待とうと思います。