先生へのしみじみ
娘が一年生のときにお世話になった先生は、ホントに良い先生だった。子どもをはげまし、やる気を引き出し、ともに笑ってくださる方だった。
日記や音読カードへのコメントも、細かい気配りが現れていた。
私自身の学校生活を思い返しても、ナンバー1,2を争うくらいの方だと思っている。
その先生が、昨年末で転出されてしまうだろうことは、みんなわかっていた。
同級生のの一人は、その先生が行ってしまわないように、おまじないをかけたよ。と言ったそうだ。
残念ながら、おまじないは効かなかったけれども。
職員室の外にある、花壇の水やり用の じょうろに、その先生の文字が残っているそうだ。
それを見ながら娘は、あーあれはH先生の字なんだよな、と、日々思っているらしい。
そんな話を、涙ぐんでしてくれた。
娘はいま、その先生におてがみを書きたい気持ちを「がまんしている」んだって。
せめて夏休みまでは、がんばるらしい。
そしていつか何かの拍子に、また担任になってくれないかなーと、今でも夢見ている。
H先生、そんな心象を8歳の胸に残すなんてすばらしいです。またぜひ、遊びにきてくださいね~。