悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

ある日のおべんとう

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ちょっと前のことだけど、お弁当の日に娘の友達の分も一緒につくった。

いつもどんなカンジのお弁当持って来るの、とか

量はこれで足りるんだろうか、とか

娘に聞いても、はっきりしないので

自分の好みで作ることにした。

そしたら、食べてる途中で、わざわざ娘の所までやってきて

「これ何?」と聞いたのだそうだ。

いもがら。

その日の夕方、娘が持って行きたいと言うので

いもがらを家に持たせたら、

「あっこれ、お母さんおいしいんだよ~」と、言ってくれたという。

次に会ったとき、ちゃんと礼儀正しくお礼を言ってくれた。

私の方こそ、お弁当を作りながら

だんだん楽しくなってきちゃったんだよ、ありがとう。

少年とはちょっとだけ、距離が近くなったように感じているおばさんです。

お弁当箱がずらっと並んでいる光景と言うのは、

なんだかしあわせなものですな。