つる編み再燃
仕事に忙殺されていた土曜日。娘たちは宿題がてら、近所のかた何人かに「昔の衣食住について」の話をききにいったらしい。大正生まれから昭和10年代まで。
日曜日の朝、「ぬぁにい~~?」その話をきいてうらやましく、またツル編みの作品をたくさん見せていただいたというので、まよわず突撃してきました。
土地では「あおと」と呼ばれるつるが編みやすく、重宝されてきたようです。とれる場所は何カ所か、だいたい決まっていて、「毎年とりつづければ、平均にあみやすいものがまた出てくる」とのこと。
午後からの用事もあり時計をにらみつつ、車で探しに行ってきました。
木漏れ日のなか、雨上がりの空気をぞんぶんに味わいながらのつる探しは、幸せな時間でした。
「さがしい」山の中、たしかに採集の手間はかかりますが、はさみを手に、つるをたどって輪にしていくと、あ~森の恵みだなあと嬉しくなりました。ありがとう、ありがとう。
まだみんなで教わりにいけるほどには集まらないですが。2年前不発に終わりましたからね。実現させたいですね。