星とたんぽぽ
ある方に、若いころの苦労話をおききした。
何年かお付き合いしてきたが 初めてのお話で、
思いがけず重い内容だったので、自分の生き方も考えさせられた。
誰しも心の中に、誰にでも話せるわけじゃない物語を抱えている。
あの明るい笑顔はきっと、乗り越えられたごほうびなんだろう。
翌日、城北公園の花時計に向かって歩きながら、
曇り空に隠れてはいるけれど、その向こうにはまっしろな富士山があるんだなあと思った。
そう思ったら、見えないけれどもあるんだよ。というフレーズが浮かんできた。
娘に聞いたら、去年書写の授業で書いたよ。私も好きだよと、話してくれました。