モミジとたけのこ

朝いちばんに、チャボのなく声で目を覚まして、同じタイミングで起きたニャーにも餌をあげたあと、

たけのこを茹ではじめています。

昨日は一日出かけていたのですが、遅く帰ってみると、玄関先でたけのこが待っていてくれました。

近所のばあちゃんから永久借用している羽釜と、時計型のまきストーブでがんがん茹でています。

ついでに隣りでごはんも炊けています。

ゆでながら、　昨日いただいてきたモミジの苗を整えました。

京都５山のひとつ、東福寺はモミジの名所です。開山された聖一国師の生家が、大川地区・栃沢にあるご縁で、昨日は地域をあげての苗ひろい旅行に行ってきました。

紅葉も見事でしょうけれど、新緑もすばらしくて、お世話してくださった植木屋さんが「よい時期にいらっしゃいました」と微笑んでくださいました。

官長さまとお昼をご一緒したり、国宝の本堂・三門に特別に入れてくださったりして、とてもすばらしいひと時を過ごせました。

たけのこは茹で上がるし。苗はかわいらしいし。時をこえた、人のご縁を感じる朝です。