森をつくる
15歳の寺子屋シリーズの一冊です。中学校図書室の新刊案内をみて、さっそく借りてみました(^-^)
ニコル氏といえば黒姫。豊かな自然に魅力をおぼえて、日本の滞在をつづけていました。しかし目の前の、そこにある自然が破壊されていく様子に、いらだったり絶望したりの日々…
皆伐が決まった森を、私財を投じて手に入れ、仲間の助けを得ながら「アファンの森」を設立していく様子が、読みやすい文章でつづられています。
誰かがやってくれるだろうと言い訳せずに、自分は何ができるか?何を残して世を去るか?を
考えさせられました。
いまひとつ、書いておきたいニコルさんの・・というよりも、ニコルさんが紹介してくれた名言
「人生でもっともつらいことは、自分の家族の空腹を満たすために、犠牲にした生き物の魂を背負っていかねばならないことだ」(あるイヌイットの言葉)
それだけの覚悟と感謝をもって、日々の衣食住を過ごしていかねばということを、今考えています。
さあ、中学校に返すわよっ!お次の方はどなたですか~?あ、まず娘に薦めねば。