風に立つライオン
さだまさしさんの著書は初めてでした。
映画化にともなう書評で、同名の曲があること。この楽曲を聞いて、医師を志した人がたくさんいること。主役の大沢たかおさんは、この楽曲にほれ込んで、「ぜひ小説化を。完成されたら、僕が主役で映画化します」とさださんを口説いたことを知って、興味がわきました。
(アマゾン書評より)
名曲「風に立つライオン」をモチーフにしながらも、より深く、そして大きく、愛と生命のバトンについて語り綴られた壮大なドラマ。
ケニアに赴いた医師、島田航一郎の生き様を柱にしながら、戦火に生きる子どもたちの姿、日本の僻地医療の現状、先の大震災の被災地での真実が描かれる。
もともと風というフレーズにはなぜか弱い私ですが(^_^;)
これはもう、ずっしりと心に迫る小説でした。なんども涙しながら読みましたが、読み終えたらすっきりと前を向きたくなりました。
娘にもすすめて、ついでに一緒に楽曲を検索し、映画の予告編まで見たところで、また二人で号泣・・・
私もステージは違えど、風に立つライオンとして生きたいと思います(^-^)