ガラケーでライン登録してみたら

スマホにする予定はない。仕事上、メールや電話でやり取りするのに必要だから使っているが、ホントは携帯すら持ちたくない。いまどきそんなふうに考えてるのは、かなり肩身が狭いが、それが本音だ。

けれど、子どもがいると必要に迫られる。

習い事の連絡手段が、基本的にはラインだという。メールは時代遅れらしい。しばらくメールでお願いしていたが、こまかいところが伝わってこず、難儀したことがあった。ライン登録していないと、情報がまわってこない、ときたもんだ。

おばさんはとっても困るのであります。

「ガラケーでもラインできるっすよ？」と、行きつけの美容院のお姉さんが教えてくれた。なんという救いの手！

調べてみると、たしかにガラケー対応していた。スマホのようには画面に表示されないが、設定次第で、たとえば20分ごととか、1時間ごととかに通知してくれる。

注意しなくてはいけないのは、通信料のことだ。私は電話・通信し放題プランにしているが、従量契約の場合、とんでもない請求額になる可能性もあるから、ご注意を。

さっそく登録する。スムーズに完了した。アドレスをラインに預ける形になるので、気持ちは引っかかるけれど、妥協する。

反応はすぐにきて、数人の友人から連絡が入った。ちなみに、こちらの電話帳では消してあっても、相手の電話帳で残っていれば「友達かも？」リストに入るという。ええ～・・・

習い事の連絡はずっとスムーズになった。

ガラケーでがっつりヘビーユーザーになろうとするには、無理があると思うけれど、私のような「必要だから」という向きには、いいんんじゃないかしら。スマホじゃなくても。

余禄。数日後、もっと驚くことがあった。数年間音信不通だった（というよりも、関係をこじらせていた)方から、ラインで連絡が入ったのだ。電話帳に残ってたのね。この関係性で、ラインでいいのか！？とは思ったが、返答せざるを得ずうろたえた。

文明の利器にふりまわされております.....どっぷりと。