あこがれのパン作り
ステイホームだからって、パン作りに挑戦するなんてあまりに典型的なんだろうね。世の中、同じことを考える主婦ばかりみたいで、小麦粉やベーキングパウダー、イーストの類は軒並み品切れみたいだ。
大騒ぎになる前に、運よく手に入れられたので、ぼちぼちやってみています。
私は田舎育ちの上に、どちらかというと硬いパンが好みなので、しゃれたベーグルサンドを初めて食べた時の衝撃はよく覚えている。そして、娘のママ友が手作りすると聞いたときには、へえーへえー、あんなもの作っちゃうんだと感心した。いかにもパンやケーキを手作りしそうな、ふんわりと素敵なママンだった(確か同い年だったな)。レシピはありがたくいただいたけど、パン生地作りが面倒そうな上に、成形して、更に茹でて、それからオーブンなんて。考えただけでお腹いっぱいだった。
それでもあこがれが強くって、レシピは長いこと取っておいた。15年にもなるから執念深いな。
人生何歳になってもチャレンジだ。
自分を驚かせるってワクワクする。
やってみれば、パンをこねるのもこんにゃくをこねるのも似たようなもんだ。
不格好なドーナツ型だけど、つやつやとオーブンの中で膨らんでいくのが頼もしかった。
焼きたてのチーズベーグル、娘たちと食べちゃう前にやっとこさひとつ撮りました。