悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

年齢は捨てなさい(下重暁子)

筆者の還暦のエピソードが、ふるっている。もう60歳で年齢をストップさせてしまおうと、区切りとしてパーティーを開いたのだ。フレンチレストランを借り切って60人にフルコースを振る舞い、シャンソン中心のコンサートを開いたのだという。
ちなみに通常のディナーショーはコンサートのあとにフルコースだけれど、これを逆にして、逃げられなくしたんだって(笑)
「私の年齢は60歳。文句ありますか?」この潔さいいですね。
 
またもう一つ共感したのは、「年齢を重ねたら見た目が九割」という大胆な意見だ。
中身を磨けばそれでよし、内側で勝負と言うのは怠慢ではないか?
むしろ外見を磨くのを、表現力の発揮と考えよう、と。
私自身は長年、「おしゃれとはいかなくとも身だしなみさえ整っていればいいんでは」と思ってきた。でもこれ、自分への言い訳だったなと、近頃ぼんやり感じてきた。もうちょっと、自分へのハードルを上げてみてもいいかも!