悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

かまきり出産・翌朝/じょろうぐものこと

予報に反して、今朝は青空が広がりました。

昨夕見つめた ハクチョウゲの茂みには、親指の先ほどの大きさの卵胞が残されていました。

かまきりの卵というと 茶色っぽいイメージでしたが

これは うす青色のままでした。

かまきりの姿はありませんでした。

去年の秋、軒先に巣くっていたじょろうぐものことを思い出しました。

くもなんて大嫌いなんですが

気づいたときにはお腹がぱんぱんに膨らんでいたので

気持ち悪がりつつ ほうっていました。(経産婦ははニンプに気を遣うものですよね)

ある日、くもの姿がないと思ったら

軒先のすみに 綿のような卵が産み付けてあって

それを守るように 一匹のくもが張り付いていました。 

おなかはぺちゃんこになっていました。

「そうやって、命が尽きるまで卵をまもるんだよ」と 主人が教えてくれました。

そのくもも、初冬のある日姿を消しました。

かまきりさん。君の卵は預かったよ。来春までずっと守るからね。(はは)