悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

きんもくせい・ぎんもくせい

この一週間、どこにいってもきんもくせいの香りが漂っています。

我が家の駐車場のすぐそばに 隣家のきんもくせいがあります。だから、窓を開けたときに飛び込んでくる香りは、そこからだと思い込んでいました。

でも、もっと近くに 別の家のぎんもくせいの大木があるので、そちらからかもしれません。

風向きによっては、「酔いしれる」ほど香るときがあります。

ぎんもくせいのかおり、ネットでは「きんもくせいよりも油っぽい」というような表現もありましたが、あまり変わらないような印象。個体差かな。ちょっと柑橘っぽいにおいのような気もします。いずれにせよ 私は大好きな香りです。

今日の昼間、その家の方とお会いしたので、「毎年楽しませてもらっています~」と話しかけました。無口なご主人が頬をゆるませて、「みんなに楽しんでもらえりゃ~嬉しいよ」と応じてくださいました。

何でも樹齢40年ほどだそうです。あ~挿し木できないかなあ~。

きんもくせい、ぎんもくせいって不思議な木だなと思います。1年のほとんどは、あまり特徴もなく地味な印象なのに、時期をみて突然、ぱあっと表舞台でハイライトを浴びる。そしてまた、すっと色をなくして冬を迎える。

今年はそろそろ名残のようです。夕方の香りも薄くなってきました。また来年あえるね。(はは)