悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

やんばいです!

たとえばAさんと話をしていると、Aさんは私に気を遣って、分かるようにお話をしてくれる。だから、時々聞き返したりメモをとったりしながら、ちょっとずつヤマの言葉を覚えていける。

でも、そこへBさんが現れて、Aさんと会話し始めると、とたんにわからない。屋号や開拓地の名前も飛び交う。割って入るのもはばかられる(^_^;)

先日は「よっつきゃーない」という言葉を覚えたが、自分で使える自信はない。

Tさんがブログに書いていた「うざましい」も、ポジティブな意味でつかえるのかどうかが?。「おずぼったい」は更にわからないよう。

アラ米寿のおばあちゃんに、浪花節をうなっていただいた話を先日書いたけれど、

この間は別のおばあちゃんが、またおもしろい記憶を引っ張り出してきた。

夕べはずいぶんと風が強くて、土間の引き戸を揺らしたなあと話していて、「そよ吹く風にだまされてー、ストトンストトン」と謡いだしたのである。

「何ですか、わらべ歌ですか、それとも歌謡曲か何か」

「なんだっけなあ、ホレ○○ちゃん。ストトンストトン、通わせてー。いまさらいやとはどういうわけ、って」

「あったなア、なんだっけなあ」

「どうも艶っぽいみたいだから、わらべ歌じゃないですねえ」

インターネットで調べてみたら、どうやらお座敷小唄だの、端唄だのといったものらしいです。メロディをぜひ思い出していただきたいです(^.^)

さて、同じおばあちゃんが「風邪はやんばいに抜けたなあ」と口にした。

やんばい!

国道362号にある看板にもあるこの言葉、こんなふうに活用するとはしらなんだ。きっと「いい塩梅」なんだよね。でも、わたしにはまだニュアンスがつかめません。

どなたかヤマの言葉、教えていただけませんか?