悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

生きるぼくら

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ひきこもりで、自分ながらナサケナイ日々を送っていた 主人公・麻生人生君。祖母の田んぼを手伝うことになり、周囲の人々とも関係を築き上げ、次第に自分の「人生」を歩いていきます。 種もみひとつから、分げつして育つお米が約3000~4000粒。お茶碗1杯も、ざっくり3000粒。最近になって、そう知りました。 今年はしっかりお米と向き合えそうなので、この時期に読めてよかったと思っています(^-^)それから、いじめ、ひきこもり、認知症、介護、就職難・・・などなどの問題をかかえた若者たち、大人たちが、コメ作りの作業をつうじて結ばれていく描写がすばらしい。 中学の通信で薦められたので、娘と並行して読みました。さて、娘はどう受け取ったかな。