初物いただきました

今シーズンの初物、シシ肉をいただきました。まだ狩猟シーズンではありませんが、獣害駆除で獲れたとのこと。ヤマならではの余禄・・・ありがたいことです。

当然のことですが、野生動物の肉は、一般に流通するもののように、質が一定ではありません。個体差、処理のしかた、さばき方によって、ずいぶんと差が出るそうです。今回のはずいぶん丁寧に処理してくれてあって、匂いもあまりありませんでした。「小さめだったし、猪が好きな人にはかえって物足りないぐらいだろう」だそうです。いくつかのビニール袋に小分けされて、足の部分、あばら周辺、それから背骨まわり。

がんばって小分けして、酒・にんにくにつけたり、塩こうじ漬けにしたりしました。

職業柄というか・・・つい、観察してしまうのであります。おおーっ、肋骨にはやはり、内肋間筋と外肋間筋がついている・・・とか。背骨の棘突起ってこうなってるんだ（ﾟДﾟ;) とか。今回は足のお皿の骨のつきかたに、思わず感動してしまいました。

ある生物の教員が、子どもが手術したさい、摘出したもののシャーレに思わず身をのりだした・・・という話を、こないだ聞いたんだけど、私もやりかねないなーと(´＿｀｡)娘に言われました。

獲れたら、すぐにさばきにかかるのだから、タイミングが合わないとだめだけど、

今年こそは、お手伝いに挑戦したいと、お願いしてきました。

かなりの労力がかかるだろうから、もらってばかりで申し訳ないし、

なんだかんだ言って、肉を常食する生活をしてるんだから。

そういいながら、現実的には自信ないんですが。。。

今日は大根とゆっくり煮て、シシ汁にしました。

ちちの疑問「これずっと煮込んだら、豚骨スープだよね」やっぱりそうかな？？

私の疑問：ソーキ汁もこんな感じなのかなあ。

娘の疑問：「親子丼、他人丼ってあるけど、豚と猪だったら親戚丼かな」？？？？？