悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

ひとりで手揉み茶を仕上げる。

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茶手揉み保存会で、品評会に出すお茶を揉みました。台風の一日、代表の家にたどりつくと、ほいろが3台すでに準備していただいていました。3台? 「いい機会だから、今日は一人ずつで仕上げてみざあ」!! これまでは、なんだかまとまらなくなって…それを名人が直してくれて…すると茶葉が揃う。という繰り返しでしたが<(_ _)>今回はイチから、自分ひとりで挑戦しました。 しかしなんたって一番のペーペーなので、途中で「そうか、今日の課題はとにかく一人でしあげることだ」と開きなおり、黙々と(うそ。けっこう話した)6時間ほどかけて茶をしあげました。 なぜか、自分ひとりの名前で品評会に出す、という意識がすっぽりと抜けていた私は、のんのんと「○○さんに飲んでもらうために揉めばいいんだわ♪きっとそうすれば、よいお茶ができるんだわ♪」などと考えながら、一人の顔を思い浮かべながら揉みました。 代表、先輩のお茶とくらべて、やっぱり針のようにまっすぐな葉はすくないものの、とにもかくにも仕上げられたことにすっかり満足した1日でした。ああ充実。 「ひとりで仕上げた」と題しましたが、茶葉を育てて蒸すのも、この場をもうけていただいたのも、結局は人任せ。代表、先輩、感謝でーす。