最近のじいちゃん・ばあちゃん語録
その1
手が汚れるのもいとわず、Aさんは畑の隅のほうから まだ若いさつまいもを3本、掘ってくれた。うでる(ゆでる)よりも、焼くのがよいぞ、という。ゆでたりふかしたりするよりも、焼き芋のほうが持ちがよい。
おれはまだ、ストーブに灯油が残ってたもんで、銀紙でつつんでその上で焼いた。
フライパンをかぶせるとよいよ。
○○(息子さん)は、そんなもの食べないかと思ったら、
かあちゃん、明日の朝はおれ、これでよいわ。めしは炊かなくてよい。と。
そしたら△△も、おれもこれでよい、と。
そういうと、ばあちゃんは「まだまだ子供だな。」と笑った。
そろそろ定年に手が届こうかという息子さんたちも、ばあちゃんにかかれば小僧っこです(´_`。)
言われたとおりに、七輪で炭をおこして、ホイル焼きにしてみたら
意外と短い時間で、ほくほくに焼き芋ができました。おい、娘、食べすぎだぞ。
その2
運動会の観覧席で、Bさんに「おい」と声をかけられた。「いつでもよいから、家に寄って。みょうががあるから」
翌朝いただきにあがると、ごろごろと立派なみょうが。
即売所で売ればよいのに、という私に、顔をしかめて「やくたいもない!みんな人にくれるだあ」
帰ろうとすると、「あのーあれだ」と呼び止められて、
「○○(うちの娘)に言っとけ。すっころんでケツっぺた、打ってんじゃないよってなー。ははは」
徒競走で転んで涙ぐんでいた、うちの娘を気遣ってくれたのか、
ただの憎まれ口だったのかは、ナゾです。でもまあ、お見舞いにミョウガってのはないか。
それにしても、いただきものばかりのありがたい秋です。