仲良しのばあちゃんを、病院まで送る日。
私も仕事のついでだから、たいした手間ではない。でもばあちゃんにとっては、時刻表やバス停までの行き帰りを気にしなくてもよく、とてもありがたがってくれている。
今朝は早く目がさめたもんで、にぎりめしを作っただよ。
きんちゃくぶくろに、アルミホイルに包んだ 特大おにぎり。
ばあちゃんは無理はしない。作りなれないものを用意するわけではない。
でも、爆弾おにぎり一個に心を込めて、感謝をあらわしてくれた。
私もこういう、身の丈に合った親切を、まわりに施せるようになりたいものだ。