土用さぶろうに梅を干す
「土用さぶろうといってな、」と、
ばあちゃんは突然、含蓄の深いことを話し始める。
「土用の始まりから3日目ぐらいは、良い天気が続くもんだ。
だが、今年はどうも安定しないなあ」
ばあちゃんの梅干しは、まず塩漬けの梅を4日5日干すところから始まる。
それから、昼間の熱で熱くなったような赤梅酢の汁に、じゅっとつけて一晩おき、
また干す。途中、何度か漬けては干す。
紫蘇入りの、赤梅酢にひたす前のもの
一晩浸して、また広げたもの
晴天の下で、かめから出しながら、その鮮やかな赤色に感動していました。
いままで、白干ししか知らなかった梅干し作り。手間の分だけ、楽しみは深まりそうです。
梅干し作り、まだまだ途中。