悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

つるうめもどきの盆栽とは?

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本来つるうめもどきは、その名の通り、つるの性質を持っています。秋深まるこの時期、はぜて赤い実が目立ち、生け花やリースに人気があります。以前言ったお高めの蕎麦屋にも、奥の間にたっぷりと活けてあったっけ。 しかし、庭師や山仕事をされる方には、さほど珍しい植物でもなし、からまって面倒なやつでもあり・・・「ありゃー強くてしょんない」などと嫌う御仁も。 Nさんはなんと、盆栽に仕立てています。 のびないように 伸びないように育てていくと、つるの性質をなくしてしまうと聞いて驚きました。中央の大きい鉢のものは、「いじめはじめて10年ぐらい」だそうです。いわく、「いじめ抜いている」そうです。 根が張ってくると、はんぶんぐらい切ってしまう。その土を鉢にあげておくと、またつくそうです。なんたる生命力。おそるべしつるうめもどき。 個人的には好きな植物なので、うちの庭に生えてるのを(鳥が落としていったらしい)、私も盆栽に仕立ててみようかしら。