悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

傾聴について考えたこと

親についてモヤモヤと考えていることを、昨日少し上の世代の女性に聞いてもらえた。
表現を探して言いよどむ私を、彼女はきつくない視線をあてたまま穏やかに待ってくれた。
スマホに目を落としたりしない。分かるよ私もね、…と話を奪うこともない。ましてや、話の途中で口を挟むこともない。
こちらから「〇〇さんのお母さんはどうですか?」と聴けば、卑下するでもなく盛るでもなく、自然な自己開示をしてくれる。それを聞いて私はまた共感を深められた。
 
先日「こころの対話 25のルール」を読んで、つくづくと私たちは普段、対話チックな自分語りをしているなと感じた。以前から気になってはきたが、会話を奪うのももはや普通だ。SNSのコメントはそんなのばっかりだし、もちろん自分も陥っていることもある。
 昨日は聴いてもらえた。ありがとう。私も聴ける人になろう。自分語りに持ち込まず、結論を誘導せず、まとめず、理論に流れず。
 
そう思いながら今朝は母と電話して、おっかぶさってくる会話に、ついおっかぶせて、誘導気味になりました。やれやれ~~