悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

スゴイダイズで考えたこと~

大塚食品のスゴイダイズ、という商品が好きです。これを使って豆乳ヨーグルトをつくると、じつにクリーミーでホエイの少ないものができます。

そしてこの商品、Amazonよりもどこよりも、近所のチェーン薬局が安いのです。

まとめ買いしたいのですが、いつ行っても、何度尋ねても「陳列されているものが全てで、在庫がない」と言われます。必要ならお取り寄せしますが、と。

 

取り寄せまではしたくない。というよりも、サービスカウンターで伝票を書くのがもう、面倒くさい。だからこれまで、黙々と陳列棚にある分だけをまとめ買いしてきた。

 

でも今日は2つしかなかった。ムダかなと思いつつ店員さんをつかまえてたずねると、やはり在庫はない、これですべてだという。そして「すみませんね」と去っていこうとする。

 

ちょっと待った、買いたいのに買えないというカスタマーがいるのに、みすみす売り上げを積み上げずに見逃すのか?と、なんだかひっかかった。このところ、ESBIのしくみや独立うんぬんについて、思いを巡らせているせいだと思う。もしもこの店員さんが成果報酬型だとしたら、別のアプローチがあるはずだ。だって私は、1ケース6箱でも、ダースでも、買う気まんまんなんである。

 

しかたがないので会計を済ませた後、サービスカウンターに行った。私が「これを取り寄せたいんです、たぶん1ケース6箱ぐらいだと思うんですが1ダース」と説明を始めると、窓口の店員は「あ、ちょっと待ってください」というなり、商品をもって奥へ消えた。そしてほかの店員と共に、うろうろしている。その間5分。ちょっと待ってよ、と私は再び思う。

 

結局のところ手書きの伝票を書かされた。ココの提携カードも持ってるんだけど、そういうシステムはないんだろうな。店員が時間をかけて商品コードなど書き上げ、半券を差し出してきた。単価248円、1ケース。「1ケースって1ダースですか?」と私は再び尋ねる。だってこれだけ待たされて、6箱じゃ悲しい。

 

そして再び、報酬固定型の雇われ人である以上、限界があるなと感じる。私はふだん、他人にきびしいほうではないと思ってるんだけど、仕事のスペックが低かったり誠意が感じられなかったりするのは苦手だ。

従業員が組織全体の利益を上げられるように意識を保つのって、たぶんとてもハイレベルな事なんだと思う。そして自分は、どんなに小さくても苦労しても、主体的に売り上げを伸ばす、前に進んでいける仕事の形態を望んでいるんだなと、今日は感じました。