悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

ボタンつけと自転車

ワンピースのボタンがとれてしまったので、付け替えようと裁縫道具を出してきたら、上の娘が「何するの~?」とよってきた。

ボタン付けは教えてないけれど、やってみるというのでやらせてみた。

ボタンの小瓶の中から、大きさと色が見合うのをさがして、針に糸を通す。糸の色は白か黒か、一本どりか二本どりか、いちいち確めずにいられない慎重派の娘である。

だいぶ時間はかかったが、「なんかちょうどよくできた!」とご満悦の様子。

下の娘は、姉からさがってきた自転車のサドルがちょっと高めで、乗り降りに慣れていない。乗ってしまえばすいすいと走れるのだが。「そっちじゃない、左側に降りるんだよ!」「左ってどっちだっけ~?」といった具合で、まだ公道はあぶなっかしい。

近所の広い駐車場で練習するというので付き合った。そのうちなんとか、応用がきくようになってきて、乗ったり降りたりを何度もやってみせた。自分でも嬉しかったんだろう、めちゃくちゃな歌を歌いながら、大きな水たまりにつっこんだり乗ったり降りたり、得意げだった。「ねーねからさがってきた~、新しい(?)自転車―。すいすい水たまり、線路のあとがつくー♪」

「できないことやってみるって、面白いねおかーさーん!」と笑顔の娘。

少しだけハードルの高いことにチャレンジしてみるって楽しいですよね。

そんな体験をいっぱいさせてあげたいなあ。

そのためにはまず、母の心の余裕が必要ではありますが・・・。