坂の上の坂 (藤原和博)
人生の坂を上り切ったようでも、その先を上り坂下り坂とするかは自分次第。 50代以降の日々をどう過ごすか。
藤原氏の『1%の人材になる』等の良書に刺激を受けてきた。
出版が2011年と古く、おそらく書かれたのは東日本大震災前。そして対象がリーマンなので、
結論的には会社組織に固執せず、組織内自営業者から→自営、家族優先を目指す。複眼思考を持って、主体的に自分なりの「幸福論」を求めつづける、そのための提案だと感じた。
①なあなあで済ませてるものを、不安のままにしておかない。惰性で続けているもの(生命保険など)を整理する。
②人脈づくり、意識できてはいるものの「土地に根付く」の視点をもっと色濃くする
の、二つです。
人生はひとやまで描かれがちだけど、その山の姿を描くのも、連山にするのも自分次第だよなと再認識できました。