悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

かまきりの共食いを見た!

今日の昼間の話の続き。

娘がどうしても、幼稚園で何度か登っている山(ってほどでもないけど)に行くんだといって聞かない。「だってこの頃運動会の練習ばっかりで、あんまり行ってないから」って、キミはいつからそんなに登山好きになったんだ?

その山の入り口までは、自転車で15分ほどかかる。しかも汗をかくのは はは一人である。

かなりごねたが、気が変わらないので しかたなくお支度をした。

お昼は買っちゃったけどね。

「登るって言い出したんだからがんばりな」といって、先頭をまかせる。

がんばって、小枝でくもの巣を払いながら(最苦手科目)歩いていく姿は 正直意外で、感動してしまった。

昼なお暗き 杉の山道を歩く 親子三人。荒れた山道。何やってんだか。

ぐずる下の子を抱えつつ やっと見晴らしのよい場所について、お昼を食べた。

「○○、こういう眺めのいいとこ 大好きなんだよ~」

近くの陽だまりで、かなへびのあかちゃんを見つけて しばらく遊んだ。尻尾が切れて、くねくねと動いているのを見て下の娘が固まっていた。

そしてそのそばで、ご飯中のかまきりを発見。獲物の頭を食べたところらしい。獲物の胴体や足はまだ動いていた。

「けっこう大きいバッタだね~」と見ていたが、羽や足の形が、どうも似ている。ってことは・・・

「共食いだね~・・・」

メスのかまきりが、交尾後(または交尾中!)に オスのかまきりを食べる、という話はきいたことがあったが・・・それですね。

かまきりは「何か用?」ってな感じで小首をかしげ、私たちを眺めた。いえ、失礼しました。

下り道は、くもの巣もほとんどなくてスイスイ。休日のミニミニ・ハイキングでした。(はは)