悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

はじめての指編み

ちょっと前に、娘が指編みをしたいと言い出した。お友達がやっていたらしい。そこで、図書館に行って指編みの本を探してきた。

はじめはコツが分からなかった娘も、すぐに飲み込んで、左手の4本指を針にして、器用に編み始めた。それくらいでいいんじゃない、とか、できたら何にするんだろう、という私の杞憂など、娘には関係ないらしい。座り込んで足を投げ出して、どんどん長く編み進んでいた。

「ただ指に掛けてくだけなのにね!どんどんできてくね!」

私も、初めてかぎ針の鎖編みをおしえてもらったときのことを よく覚えている。もっと長く、もっと続けたいと夢中で編んだっけな。

出来上がったのは、首にふたまわりほどの細い、細いマフラー(もどき)。ぜんぜんあったかくなさそうだ、って失礼か。それでも娘は「お母さんも巻いてみて!」とごきげんなので、「気に入ったんだね~」というと、娘は

「自分で作ったものって、気に入っちゃうんだよね!」と言った。すばらしい。(はは)