悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

かずを数える

娘たちが自転車・一輪車を練習している、という話を先日記事にしました。そのうち飽きるでしょ、とは思うのだけれど、今日も今日とておつきあいしてきました。

下の娘が、足をつかずに乗っていられる時間を長くしようと、ずっとその間 数を数えているわけです。でもいかんせん5歳児、悲しいかな 途中でわからなくなってしまう。そんな話を書きました。

100を超えたら、「ひゃくじゅういち、ひゃくじゅうに・・・」と数えずに、百をぬいて数えていけばいいじゃないか。そう思うのは大人の考えなんですね。大きい数を数える、と、それだけで意味があるわけです。

そういえば ちちも幼い頃、「自分が1000まで数えられるかどうか?」と、チャレンジした記憶があるとか。

ばかばかしいと思うなかれ、それが成長というものなのでしょう。

娘は「おかあさん一緒に数えてよ!」とかんしゃくを起こし始めました。

そこでははは、数えてあげましたよ。大きな声で。「いーち、にーい、・・・」からはじめて。

そしたら、面白い事に気づきました。

「118,119・・・」とか、「128,129・・・」と、次の位に進むときに、娘がすっごく嬉しそうにするわけです。自分にとって「大きな数」を耳にするだけで、そしてそこまで乗れたと思うだけで、嬉しい。その気持がひしひしとつたわってきました。

257まで数えたところで、娘が満足して足を自分からつきました。

その、満足して足をつく、ということが大事なのだと思います。

やってやって「もういい」と思えたんだなあと、そこが嬉しいです。

上の娘も「手を持って!」「支えて!」とうるさいのですが、

メンドウだなあと思うけれどつきあってあげて、「もういい」と思うところまでやることが、大事なんだろうなあと。

頭ではわかってるんですけれどね。なかなか全部は付き合いきれないけど。そう思います。

ま、こうやって練習したがること自体、「もういい」と思えるまでは付き合ってあげようと思っています。晩御飯は遅くなるけどね。(はは)