悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

きゅうりとお抹茶

おとなりのおばあちゃんから、3日に一度の割で きゅうりをいただく。

何度も書いているが、ありがたい。みっちりと実の詰まった とりたてきゅうり。以前記事にしたときのKさんのお勧めで、我が家でも味噌を付けて食べるのが定番に加わった。

大きく大きく育ったきゅうりの 頭としっぽを落として、包丁で2つに割っていくと、自然に反っていくような感覚がある。じつに、はちきれるようにみずみずしい。

となりのトトロ」を、テレビで久しぶりに見た。

ひげが茶色くなったとうもろこしの収穫シーンや、さつきが「いただきまーす!」ときゅうりの頭をちぎり飛ばし、かぶりつく場面に、若い頃に感じなかった郷愁を覚えた。

「おてんとさまいっぱい浴びてるから。おばあちゃんが作った野菜食べてたら、おかあさんの体もすーぐよくなる」ほんとそうだよねえ。

今日は、お茶農家の女性の話を聞けた。

「お茶葉をひいてお抹茶にするには、特別に目の細かい石臼を使うんです。

 ひきはじめて15分ぐらいは、ぜんぜん粉がでてこない。細かくて、手の指紋に入りこむくらいなんです。

 なんで石臼がいいかっていうと、ひくときに熱を出さないからなんですね。お抹茶は生きてるから、ちょっと日に当たったり熱が加わったりすると、品がかわっちゃうんですよ」なるほどなあ。

地産地消。その地に着いた感覚を、私も得たいなあと思います。(はは)