悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

大どろぼうホッツェンプロッツ

児童書づいています。

これも知人の家の本棚で見つけて、うわ~懐かしい!と手に取りました。たしか小学生のころ、課題図書で読んだような気がするな。でも真面目や教訓とは程遠い、ハラハラ冒険喜劇ってかんじかな。筋書きはすっかり忘れていたので、もう一度小学生の気分で、ワクワクしながら読み通しました。

aisbn:4036082507大どろぼうホッツェンプロッツには、大どろぼうのほかに大魔法使いや妖精が登場します。そして勇敢で、でもおっちょこちょいの少年が二人。どろぼうたちも「大」がつくわりに間が抜けていて、ひどいことをするのに憎めない。もともとはドイツの作家が、1962年に発表したもののようです(日本語版は1972年初版になっています)。なじみのない食べ物や風俗が描かれていて、そういう部分も小学生ながら、「どんな味なんだろう!」とときめいたのを思い出しました。

まだ娘には早いと思ったのに、あっさり読破されてしまいました。自分が読みたくて、続編「大どろぼう・・・ふたたびあらわる」「三たびあらわる」もいっしょに借りてきました。ああ早く読みたい。競争だな。(はは)