ランニングの向こう側
先日来走っている話を書きましたが。
のんびり続いています(^.^)苦しいときや忙しいときは無理せずに。
せっかく整体師なんだからと、体調の変化を観察しながらやっているので、なかなか興味深いです。今日は足があがりやすい、とか、ここが痛むのはどういうわけだろう?とか。
1時間走ったときに、自動操縦のようになって気持ちよく走れた…と書きましたが、先日また同じような状態になりました。
表現するのはむずかしいのですが
私の場合、感動したときのように背筋があわ立って、息を吸っても吐いても、ざわざわと鳥肌が立つような感覚になりました。
ポジティブな意味で。
「体内のシステムが今、かわっている」あるいは「正しい方向にシフトしている」ような爽快感がありました。
なるほど、一つの段階を見せてもらったなあと思いました。
ある程度の時間走るという行為で、自分の体の、別の扉が開いていくというのは興味深い。じゃあもっと長い距離を走ったときには、どういう自分に出会えるだろう?と、好奇心が沸いてきます。たんなる興味本位(野次馬根性?)だな。
ランニング・ハイという言葉がありますが、実感としてはわかりません。クライミングしていた経験の中では、10年間にたった2,3回かな、似たようなことがあったのが記憶に鮮明です。言ってみりゃクライミングj・ハイ。
やたらポジティブでハイな状態になって、突き進んじゃうとか
それまでできなかった動きが、確信を持って軽やかにできるとか
木立や葉一枚一枚のかがやきが目に飛び込んでくるとか。いきなり視界がハイビジョンになったかんじ?あれは不思議だったな~。
いわばイッちゃった状態でしょう。だから危険と隣り合わせでもある(←あとでゾッとする)。なろうと思ってなれるワケじゃなく、待ち受けると訪れず、ある日ふっとやってくる…向こう側から。
初めてフルマラソンを走った、とか、100キロ完走した、などというエッセイで、よく似た記述を読んだことがあります。まあそこまでいかないにしても、この先のランニングの向こう側には何があるのかな。楽しみです。