悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

VIA続き スピリチュアリティ

昨日に引き続いて 、VIA 診断で上がった自分の強み「スピリチュアリティ」について考えたことを書いてみます。

 

私は今日、仕事帰りに市立図書館に寄りました。通っている図書館の、ある一角を通り過ぎるときに、いつもしんとした心持ちになります。

もう10年以上前になりますが、そこで不思議な体験をしたことがあります。

詳しくはここに書けることではないですが、私はそのころ大きな悩みがあって、気持ちが切羽詰まっていました。決断をしようか、するまいか。どちらかといえば、する方向に舵を切るきっかけを探していた、というのが正確かもしれません。

そしていつものように図書館に行き、その一角を通り過ぎようとしました。

そこはいわゆる中高生向けの本、ヤングアダルトという分野の書架です。いつもだったら全く立ち寄ることはありません。でもその日、なぜだか一冊の本の背表紙が気になりました。何の特徴もない、小説でした。しかしその背表紙はどうも私を「呼んでいる」かのように思えました。

私はその本を借りて帰りました。もとより易しい文体だったので、スルスルと読み進めることができました。

そして登場人物の書いた手紙の場面で、私はふいに号泣しました。なぜならそこに、私の取るべき行動の答えがあったからです。その答えは「今ではない、まだだ」でした。

 

私は信仰はないけれども、啓示は信じています。本当に苦しい淵の底の底では、救いがやってくると信じています。それがスピリチュアリティっていう、私が持っている強みだと言われたら、そうなのかもしれないなと思います。