悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

預言者(カリール・ジブラン)

レバノン出身の詩人・画家・彫刻家が一生をかけて紡いだ書。
昨夜ズームの会で勧められて読んでみたいと思い、調べてみたらなんとアンリミにあった。さっそく読んでみた。
でもこれはたぶん、傍らにおいて折々に開き、ひとしきり友とするのにふさわしい本だと感じた、私もそうしようと思う。
 
書評、とは違うかもしれないけど、この本を読んで真っ先に感じたことは
これからの人生を、より美しいもので満たしていこうということだ。
丁寧に体をのばし、息をする。ひとかたけをいい加減にしない。
もくもくとした苛立ちを感じたら、そんな自分を認めつつ感謝の時を増やす。
部屋の乱れをちょっと整える。猫に愛情を伝える。
昨日よりも一歩でいいから、より美しくのびやかにいよう、と感じた。
 
1つの章を声に出して読んでみたら(子供について、の章)染み入るように響いて、心がうーんと伸びをしたような感じになりました。そういうストレッチ効果のある本です。