悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

睡眠こそ最強の解決策である (マシュー・ウォーカー)

睡眠不足は緩慢な自殺。
時間って万人に平等とか言われるけど、そうばかりでなく 睡眠はいわば寿命の貯蓄だ。
スマートウォッチで睡眠の管理をするようになって、一年ほどになる。まさにすぐに行動に結びついたわけじゃないけども、徐々に睡眠に気を配れるようになってきた(無意識に)。
起床すると、真っ先に睡眠アプリを開いて、ログに睡眠時間と点数を記録する。夜は一人暮らしになったこともあって、早めに床につけるようになった。
 
まずは、他の動物の睡眠から分かることとして
半日以上の寿命がある生物は必ず睡眠をとる。たとえばイルカは水中で眠り、息継ぎの必要があるんだけど、そうすると脳を半分ずつ眠らせるんだって。そうしてでも、睡眠をとることを優先するようプログラミングされている。
じゃあ睡眠って何なんだ?
もっと詳しく見ると、どんな生物にもレム睡眠・ノンレム睡眠がある。自分の睡眠アプリの記録ではいつも、深い睡眠の継続が課題なのかなと思ってきたんだけど
本書でレム睡眠・ノンレム睡眠それぞれに役割があることがよくわかった。
覚醒した状態で、外界の情報を受け取って
ノンレム睡眠で振り返って整理して、(海馬USB→皮質大容量ゾーンに引っ越す)
レム睡眠で整理された情報を統合する。そうできてこそ、創造性や洞察力が発揮される。
「睡眠浅かったなー」ってときにも、マイナス要因だけではなく、脳の状態に、それなりの理由もあるんだろう。
 
11月に睡眠がテーマになったときから読みたかった本、やっと読めた。これを機に、もう一度サポートメールも一週間分読み直してみたし、もう一冊、睡眠の本も続けて読むつもり。そうやって、少しずつ睡眠の大切さを五臓六腑にしみこませていく。