跳ぶ前に、かがむ

最近所属しはじめたFacebookグループで、代表者の動画を見ていたら

「大切なことが差し迫っているときに、前もって休む」ということがテーマだった。

あるいは終わった後に、「しっかりとダラダラする」時間を持つとか。

これは私も心がけているし、どうも身をかがめてばかりだと落ち込んでいたら、結果的に跳ぶ直前だった、ということもよくある。

ウォールクライミングやボルダリングは最近すっかりメジャーなスポーツになったが、

その中で「ランジ」という動きがある。自分が今掴んでいるホールドや足場から、一気に次のホールドに飛びつく動きだ。この時、必ず一旦身をかがめて重心を落とす。そして重心の軌道をイメージしながら、四肢を連動させて一気に跳ぶのだ。

私はこれを、自分の人生の教訓のひとつにしている。跳ぶ前には、一旦かがみ込む動作があるのだ。

そう考えると、前へ進めないと焦る時にも「次の飛躍への準備期間」とメタ認知することもできる。

最近生活のペースをわざと揺らしているので、大した行動量がないように思えても実際には疲れがちだ。多分脳や心の使い方が変わってきているのだと思う。そして今週末にまた、これからの生活に関係する山場がやってくるので、今週は心静かに…頭と心を休めながら…次の跳躍に備えようと思っている。