悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

スタンフォード式疲れない体(山田知生)

 
「疲れとは、体だけではなくて脳からも生じる現象」筋肉に乳酸がたまるから疲れる、なんてもう古い考え方だ。ケアすべきは脳、脳からの神経伝達。その考えにはおおいに賛同できた。
それから、おおざっぱに言えば「体を大きく使う、背を高く保つ」という考え方にも。猫背・反り腰・筋肉の収縮で、体は小さくなるし遊びがなくなる。そこを意識でき、実践できると、体性神経ものびやかになるし関節の遊びもできるのが分かる。
 
でもこの本の大きな目玉である「IAPメソッド」つまり腹圧、体内圧力を高めることでパフォーマンス向上がのぞめるという呼吸法はペンディングです。吸うときも吐くときも、おなかをへこませない呼吸なんだけど、日本人の特質に合わないように感じる…もちろん功罪あると思うんだけど、もう少し考えてみます。