悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

神・時間術(樺沢紫苑)

読書会をきっかけに読んでみました。
時間効率を上げていくだけじゃなくて、論理的に生み出して行く方法を、科学的、かつ具体的に示している名著。個々人の生活スタイルや、ひとりの人でもそのときの状況に応じて、より取り入れたいと思うやり方が変わってきそう。
今の私自身がいちばん取り入れたいと思ったのは、仕事を集中という物差しで仕分けして、まず朝の時間帯に集中させる。そして制限時間を設けてさらにブーストさせること。
 
運動によって寿命が延び時間が作り出せることも、わかりやすく科学的に説明されている。時間がないから運動できない、と言い訳する人は多いが、
・運動することで生涯の持ち時間は長くなる(これは、例えて言えば、旅行期間が延びるようなものだと思っている)。
・運動と睡眠をしっかりとれば、より密度の濃い人生を過ごせる(同 旅行中、詰め込みすぎて体力なく、省力化してぐったりと過ごすのは不毛)。
 
運動は、やると決めてやるしかないのだ。
村上春樹氏が、執筆活動には日々のランニングが不可欠、と数十年続けているのは有名な話だ。
私自身も、本当はランニングは夕方のほうが良いのか?(→その後の生産性があがるため)とも思うが、自分のリズムで続きやすいのは朝だから、何も考えずにルーティンとして続けようと思っている。
今の自分に響いたのはこんなところだけど、時をおいて読み返したらまた、ふうむと唸るところがありそうです。