悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

珠玉

タイサンボクの花の香りは

週に一度、月曜日に働いている 市営湯ノ島温泉では、いつも季節の花が活けられています。 これは、従業員のおひとりが 庭から切ってきたタイサンボクの花。タイサンボクはたいてい高木で、こんな見事な花は 見上げる高枝にしかつきませんが、はじめて間近に…

こんにゃく芋の葉っぱってどんなの?

こんなのです。 ばあちゃんと、山の畑に行ってきました。 乾燥しないようにと、柿や茶の葉っぱ、小枝を、これでもかとかけておいたのに・・・この生命力。 よく見たら、植えたのでない場所からも、すくすくと新芽が伸びています。 ばあちゃんいわく、「勝手…

2016梅仕事

今年も梅の季節がやってきました。梅ジュースはすでに、7キロ分ほど仕込み済。明日あたり、第2弾の梅が手に入りそうなので、梅干しようの入れ物を整理しておきました。 ここ数年は、紫蘇を使わない白干しばかりでしたが、 今年はばあちゃんの手順を守って、…

朴の葉集め

季節のことって、時期を逃してしまうと一年間おあずけになってしまう。一年後悔することになる。 親しい方の不幸がつづくと、そういう一期一会を後悔することに倦む。 今年も朴の葉っぱをとりました。 庭の朴の木からも、奥の集落の 知り合いのお宅の木から…

やまゆりプロジェクト2016 始動しました!

今年もやります、やまゆりの花を咲かせようプロジェクト(*^_^*) 子ども会 大川っ子くらぶを主体にして、大川地区沿道のやまゆりの苗を、育て増やしていこうという計画です。 そろそろ育ち始めているやまゆり。少しずつ、本数のチェックと周囲の草刈りを進め…

こうぼうきび栽培 初挑戦です

こうぼうきびは、八十八夜のころに植えるとよい。5月2日に植えよ、とも言われたな。 そういいながら、ばあちゃんが茶碗1杯ほど、譲ってくれた。 私が欲しいかもしれないと、知り合いからもらっておいてくれたらしい。 ばあちゃんは、以前は作っていたが、鳥…

気持ちよーく、土仕事

おばあちゃんは、裏山を30分ほど登ったところにある「かいたく」のはたけに、自分で登っていくことが難しくなった。車で連れて行ってもらえるときに行くのだが、気も遣うし思う通りには行けない。 そろそろワラビが出るころじゃないだろうか。下では咲かない…

英語をしゃべるニュース

なかよしのおばあちゃんが、「困ったことがある」と相談をもちかけてきた。なになに?なんでも言って。 「NHKのニュースがな、英語をしゃべるだよ。」はっ? 「夜の、7時と9時のニュースだけな。」なんですと??(゚Д゚;) おおかた、音声多重だの副音声だのの…

身の丈の親切をほどこす

仲良しのばあちゃんを、病院まで送る日。 私も仕事のついでだから、たいした手間ではない。でもばあちゃんにとっては、時刻表やバス停までの行き帰りを気にしなくてもよく、とてもありがたがってくれている。 今朝は早く目がさめたもんで、にぎりめしを作っ…

埋めうない手伝いで、考えたこと

ばあちゃんの畑で、じゃがいもを植える準備として、埋めうないをした。これは昨年の秋、いや一昨年の秋に麦まきをする際に、伝授してもらった方法だ。 その時の記事はこちら。畑を片端から耕しながら、野菜の残渣や枯葉、枯草などを埋めこんでいく。 慣れた…

節分の鬼おどし 2016

今年は節分の夜に出かけたので、けっきょくのところ、豆まきをしそびれました。不覚だわ~~。 ばあちゃんのところにでかけたら、正しく鬼おどしがかけてありました。反省だわ~~。 中身はこんなふうになっています↓↓ ハナシバの葉っぱで、当日はいわしを挟…

干しイモづくり いずみと紅はるか

この冬のヒットといえば、これかもしれないなあ…干しイモづくりです。釜でまとめてふかして、3段網で干してつくります。 1度目は、まだ気温が下がらなかったことと、ふかし具合がうまくなくて、あんまりうまくいかなかったです。でも、「うちは薪ストーブで…

土に生きる、ということ

時間を見つけ、空もようと相談しながら、落ち葉集めをしている。 道路の落ち葉を集めて、畑や茶畑に入れる人が少なくなった。私が移り住んだころには、この季節、古い茶袋に落ち葉を詰め込んで、ケットラの荷台に山と積んでいる姿を しょっちゅう見かけたん…

☆大川地区のお茶のご案内☆

11月14日に、静岡茶市場で開催された「第3回逸品お茶会」に参加しました。 本格的なお茶の販売は初めてでしたが、良い経験だったわ~☆ 県内各地から、24のブースが設置されて、販売のプロたちが試飲させたり、商品説明をしたり・・・ そんな中で、作務衣に…

こんにゃく芋ってどんな姿?

こんな姿です。 大きさの比較対象がはっきりしない上に、指がうつっちゃってますね。すみません。一つの球が、手のひらに余るほどの大きさです。 こんにゃくいもは、使えるようになるまでに3年ほどはかかるらしい。ばあちゃんは、「こんにゃくは5年ぐらいお…

小豆の選別を手伝う

小豆はむしろの上で、ビンなどでたたく。でも量がたくさんでなければ、手でむいたほうがよい。 粒になった者を、黒い盆の上で(見やすいので)転がしながら、虫食いなどを除く。 今年はサルの被害もなくて、ばあちゃんは縁側で、仕上げ干しをしていました。 …

ひえの脱穀 覚え書

「ふかしびえ」と「炒りびえ」の 2とおりある。 茎からはずして粒にしたもの一升から、4合5勺の粒を得る。 ヒエはアワよりもぬかが多い。 ふかして脱穀する方法 一升のヒエに対して、4合の水を沸騰させる。ヒエを入れてかき回す。 これを再び干すと、手…

にんにくの植えつけ時期

大川地区の、種にんにくの植えつけ時期は? あるばあちゃんは、「旧の8月のうちに植えるとよい、というな」という。 あるばあちゃんは、「彼岸過ぎれば植えてよい、というな」という。 そこで、彼岸過ぎ~旧8月のうちに、と覚えることにしました。 と、気が…

モチアワにかかる手間とは

「アワをきれいにしたから、見てってくりょや」と言われました。 例えばスーパーの、お米コーナーの横には、こういうモチアワが、小さな袋に入って売られていますね。雑穀ブームの昨今では人気商品でしょう。 さて、この姿になるまでにどのくらいの手間がか…

最近のじいちゃん・ばあちゃん語録

その1 手が汚れるのもいとわず、Aさんは畑の隅のほうから まだ若いさつまいもを3本、掘ってくれた。うでる(ゆでる)よりも、焼くのがよいぞ、という。ゆでたりふかしたりするよりも、焼き芋のほうが持ちがよい。 おれはまだ、ストーブに灯油が残ってたもん…

親はさぼらず

小学校に上がるころの息子さんは、「立たせていてもぐらぐらするほど」頼りなかった。と、ばあちゃんは懐かしそうに目を細める。ほれ、しっかりしてよと靴下を渡そうとすると、「足をひん出した(差し出した)」もんだと。 ばあちゃんにもそうした、若い母親…

2015梅の土用干し まっさいちゅう

やっと梅を干しています。 3日続けて干せる日はない・・・と、ぐずぐずしているうちに、仲良しのばあちゃんたちは何日も干しています。紫蘇の汁につけては干し、つけては干し…種の芯まで赤く染めるのであります。 ずっとつけているより、一日でも干しなさい…

朴葉もち用の葉を収穫しました

「まだ遅くはないずらよ」という ばあちゃんの言葉を信じて、 朴の葉っぱを採りに行きました。 葉でつつんだ餅、というとかしわもちが有名ですが、ヤマでは朴の葉っぱを使います。 6月の中旬、葉がみるすぎず、堅くもなりすぎず・・・という時期のものを使い…

小麦、干しあがりました

刈って、画像のようにはさかけするのは、ばあちゃんと一緒にしたのですが その後お天気と干せ具合をみながら、脱穀し、ざるで「ひだし」て、麦殻と麦をより分ける作業は、 結局ばあちゃんに任せきりに(^_^;) あらかた乾いたところで、むしろ一枚と一緒に、み…

ばあちゃん語録 パラソル編

仲良しのばあちゃんが、旅行に着ていく服を悩んでいるという。 ジャケットじゃないのよ、「うわっぱり」ですよ。2枚出してきて、どちらがいいかと言う。 そんなもの、着るものに興味がない二人が顔を突き合わせていても、答えは出ないのだ。 「どっちがいい…

やまゆり咲かせよう活動 しょの2

湯ノ島の庚申さんから先、10メートルぐらいの間は、やまゆりがたくさんあります。Kさんがていねいに数えてくれたところ、5メートルほどの間に28個も苗が出ていました。 もちろん、今年つぼみをつけていない 小さい赤ちゃんもありますが、中には3つ4つの…

穂首が黄色くなったら

まるまると実った麦。もう刈ってもいいんじゃないか?と、素人は思うのですが 「ほっくび(穂首)が黄色くなったらとってもよい」だそうです。確かに、まだ青いのがある。 そして、実をつまんで確かめてみると、まだ中がやわらかい。 そうやって、時節をしっ…

麦の秋、ふかまる

昨年の秋に、仲良しのおばあちゃんちの畑に麦を撒かせてもらいました。 麦秋、の言葉どおり、黄金色にみのりをつけて、もうすぐ刈りいれ時をむかえます。 先日来の日照りで、どこの畑も水を欲しがっている様子。 ある日、ばあちゃんちに寄ると、こういわれま…

踏み臼…見てみたいな~

あわ・きびについて、ばあちゃんに話を訊いていたら、踏み臼が話題に上りました。 米や麦を含めて、脱穀・精白によく使ったこと。近所によく借りに行ったこと。 小さい頃には、杵の部分におもしとして乗って、お母さんが踏んだこと。 のんびりとした杵のリズ…

はじめてのこんにゃく作り

ずっとこんにゃくを教わりたいと思っていました。もともと好きだけど、あの一種不気味な?こんにゃくいもから、どうやって美味しいこんにゃくができるものだか知りたい。そして、パックされたこんにゃくと、ヤマの手作りこんにゃくの味の違いは一体どういう…